まず水の表面張力について学びました。水を満杯に入れたコップにビー玉を入れていきます。このとき、コップのふちの水の水位(表面)をよく観察します。ビー玉を入れていけばいくほど、表面が盛り上がっていくのがわかりました。これが表面張力でしたね。水の分子がお互いに引っ張り合い、小さくまとまろうとして、できるだけ表面積を小さくしようとしている現象を学びました。
次に、水を入れたコップに台紙をかぶせて逆さまにすると、どうなるか?台紙が外れて水は流れ出る??それとも、あら不思議!コップと台紙がくっついて水は流れ出ないのか??実験してみると、結果は後者でした。この現象は水の表面張力と大気の圧力と水の重さによる力のバランスがとれているからでしたね。
さらに実験は続き、穴をあけたペットボトルを水に沈めて持ち上げると、どうなる??・・・水が穴から出ました。
先生の言葉がけでペットボトルの蓋をしめてみると・・・
「水が止まった」
「えー、ふしぎー」
そして、すぐに・・・どうにかして穴から水を出そうとペットボトルを潰すように圧力を加えて水を出していました。実は、これも学びの一つですね。水の重さによる力と大気の圧力とのバランスが保たれているときには水は出ませんが、バランスが崩れたときには水が流れていくのです。子どもたちは遊びながら、たくさんのことを学んだのでした。