おたる・さっぽろアウトドアスクール

2/13自然は「ともだち」Aクラス『エゾシカ体験プログラム』

2月13日。
 
自然は「ともだち」コースAクラス。
 
 エゾシカは、北海道のみに生息するニホンジカの亜種です。エゾシカは、明治の初めに乱獲や大雪などの影響を受け、一時は絶滅寸前になりました。 その後の保護政策により数が増え、高い繁殖力により、ここ30年ほどでエゾシカの数が急増。推定生息数は平成22年度に65万頭にまで増加。 様々な対策を実施したため、現在の推定生息数は減少傾向にあるものの、未だ高い水準を保っています。エゾシカが急増した要因はいくつかあります。原生林だった場所が次々に農地に変わり、新しいえさ場になったこと、天敵だったエゾオオカミが絶滅するなどで繁殖しやすくなったこと、また、ハンターの数が年々減少していることも理由のひとつです。エゾシカが急増した結果、農林業被害や交通事故の増加など人間社会への影響や、強度の採食や踏み付けによる生態系への影響などが問題となっています。バランスのとれた生態系のもと、森とエゾシカと人間が共に生きていくためにはどうしたら良いのか、専門家に色々なことを教えていただきながら未来を担う子どもたちと一緒に体験活動を通して考えました。
 
午前①エゾシカの生態・行動
 エゾシカの専門家の北原理作氏(北原先生)からエゾシカの生態や行動について講義形式で学びました。
■エゾシカの生態
■エゾシカの特徴
■エゾシカの鳴き声
■エゾシカの角
■エゾシカの皮
■エゾシカの利用
 
午前②エゾシカの工作タイム(2種類)
■シカ笛づくり
 北原先生から教えていただいた、エゾシカの鳴き声を思い出しながら工作しました。警戒しているときや仲間やメスにアピールしているときなど、違う鳴き声をしていました。完成した後、何度も鳴らす練習をしました。
■シカ角キーホルダーづくり
 輪切りしたシカ角またはシカ角の先端を使って、自分だけのオリジナルキーホルダーを作りました。「角はオスだけ生える」ということを教えてもらいました。「角を見ると、年齢がわかる」などという話しも思い出しながら、紐にビーズを通して、紐を結んで作りました。
 
 昼食は、持参したご飯に、鹿肉のから揚げ(肩の部位)、鹿肉カレー(スネの部位)を乗せて食べました。鹿肉は、高タンパク、低カロリー、低脂質、鉄分豊富でしたね。牛肉、豚肉、鶏肉に比べると、ダントツにヘルシーだということを教えてもらいましたね。
 
午後①エゾシカ痕跡調査
 午後からは、北原先生と森にエゾシカ痕跡調査に出かけました。車から山の斜面を探っていると・・・いた!!大人のメス鹿1頭と子ども鹿2頭を発見しました。こちらに気付くと、逃げていってしまいましたが、みんな目にすることができましたね。早速、鹿がいたであろうポイントに向かいました。そうすると、鹿の痕跡をたくさん発見することができました。鹿が食べた笹の葉の痕、木の樹皮を食べた痕、鹿が歩いた足跡、鹿のおしっこ、鹿のフンなどを発見することができました。フンは割って中を見てみました。中には木の皮らしきもの、笹っぽいもの、がありました。
■鹿がどうやって森の中で生き延びているのか
■鹿が生きるための条件
■大雪は鹿にとって大敵
■エゾシカが害獣とされる理由
■人間とエゾシカの共存について
などと、たくさんのことを教えてもらいましたね。
 
午後②シカ笛を鳴らしてみよう!
 痕跡調査の後、シカ笛を実際に森の中で鳴らしてみました。「逃げちゃったシカが戻ってきてくれるかな?」などと期待しながら練習した成果を発揮してシカ笛を鳴らしました。いろいろな音・長さなど工夫してみましたね。
 
午後③雪遊びを楽しもう!
 シカ笛体験後、雪の斜面で尻滑りをしたり、雪合戦をしたりして楽しみました。盛り上がりました!!雪遊び終了後、ふりかえりをしてプログラム終了!!
 
 北原先生、大変お世話になりました。子どもたちにたくさんのことを教えていただき、ありがとうございました!!今後とも、よろしくお願い致します。
 

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